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屋根裏の構造を見る~空き家リノベーション#9【母屋前】

2F天井部分を破壊して、屋根裏の構造体を確認します。変形できる屋根の形状を考えると・・・

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いいさよ~ よってけし!

2F天井部分を破壊して、屋根裏の構造体を確認します。変形できる屋根の形状を考えると、どのパターンも大規模工事になりそう。

 

じっこく
じっこく

屋根デザインは建物のヘアスタイル!

実用性と機能性も考えないとな・・・

DIA君
DIA君

君のヘアスタイルも考えないとね・・・

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2Fの天井を破壊する

昭和中期の建物は比較的、天井までの高さが低く、割と長身のじっこくは所々で頭をぶつけます。圧迫感も否めないため、とりあえず、天井ボードを取り外して見ます。

天井材は石膏ではなく、段ボールのような素材。簡単に破壊できそうです。

こっちの部屋も天井ボードが所々浮いているので取り外しは楽そうですね。暑いですけど・・・

こちらは階段と廊下上の天井、まず、電灯を取り外します。

ザ・昭和な電灯。耐久性の観点から再利用はリスクがありそうなので廃棄する予定です。

DIA君
DIA君

レトロなデザインなものもあるのにもったいないね!

天井ボードを下からバールで引っ掛けて、削ぎ落します。6帖間の面積でも、ずっと上を向いた作業で首が痛い・・・ネズミの糞も落ちてくる。マスク装着が必須ですね。

本当に屋根形状が変えられるのか・・

天井ボードを取り除くと浅木が格子状に残ったので、引き続き破壊します。

母屋が見えてきました。小屋束の長さを見ると、この建物は1、2寸の屋根勾配の様です。

やっと屋根裏の構造が確認出来ました。桁は所々にホゾ穴が開いているので別の建物から流用した形跡が垣間見れます。

ここで屋根の形状が変えられるか、素人発想でシュミレーションして見ます。今の切妻屋根のままでは建物外観のイメージが中途半端になるので片流れ屋根に形状を変形したい。問題になるのは素人施工の安全面と足場問題。

片流れ屋根を北側に低くすると日陰に雨水が落ちて湿気問題が出てくる。片流れ屋根を南側に低くすると当然、陽当りが悪くなる。

今考えているのは切妻屋根の山側半分を残し、既設の勾配を直線状に延長して、片流れ屋根を施工する方法。プロならありえないデタラメ構想なので、測量してから設計図を書いて見ます。

ついでに1Fの屋根裏も覗いて見る

お掃除の基本は上部の埃落としから・・・ということで上から下に降りて、1Fの天井を一部落として見ます。

1Fの天井材はべニア板。雨漏りの形跡があったので簡単にぶち破れます。

ちょっとだけ覗いて見ましたが、真上の野地板周辺は雨漏りの形跡は確認出来ませんでした。野地板が数十年いぶされ、いい感じです。1F天井はこのままむき出しで行けそうです。

ネズミのいる形跡があるので念のためにネズミ避けを置いておきます。(気休めでしょうが・・・)

まとめ

先週末は屋根裏調査で終わっちゃいましたが、残り天井解体と既設の碍子電線を撤去する作業が残りました。室内作業は天候に左右されないので不定期にやります。

しかし、屋根形状変更となると足場が必要な大規模工事。費用面や屋根変更で出来る新たなスペースの使い方など、熟考しなければ簡単には進められません。構造体変更ですからね・・・もうちょつと時間かけて見ます。 ほいじゃーね!

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