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空き家のセルフ登記ガイド【所有者移転 贈与】

先日、好意で頂いた空き地のセルフ登記に法務局地方出張所まで行って来ました!

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いいさよ~ よってけし!

先日、好意で頂いた空き地のセルフ登記に法務局地方出張所まで行って来ました!

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登記とは・・・

じっこくの空き家の隣の空き地をくれるという人が現れて、名義変更(権利移転登記)に地方法務局まで行って来ました。登記にも種類があるんですね・・・

名義変更概要
売買土地や建物の売買に伴う登記ですね
贈与土地や建物を無償で譲り受ける場合の登記ですね
相続相続する際の登記ですね
じっこく
じっこく

今回は贈与による名義変更なので、実際に作成した書類と注意点をまとめて見ました!

贈与による名義変更をセルフ登記するのに必要な書類

まず、もらう人とあげる人に分けて必要書類をまとめると・・・

もらう人あげる人注意点
贈与契約書もらう人が作成して、あげる人に見てもらい実印をもらう
権利書昔ながらの権利書or電子権利書(登記識別情報)
委任状もらう人が作成して、あげる人に見てもらい実印をもらう
印鑑証明書発行日から3か月以内
住民票有効期限は特になし
固定資産評価証明書最新年度のもの(毎年4月更新)
じっこく
じっこく

用意する書類は分かったけど、中身の詳細が不明だな・・

DIA君
DIA君

書類は自分で用意するのが普通だけど法務局に見本のフォーマットがあるみたいだよ!

さて、法務局のホームページを見てみると、こちらにありました。もちろん編集できるようにword版をダウンロードします。

贈与による名義変更で用意した書類

贈与契約書

このフォーマットは法務局のものを少しアレンジしました。要はあげる人、もらう人、贈与契約の年月日、対象不動産、贈与宣言が書かれていればOK見たいです。

あげる人の住所氏名は権利書から、もらう人の住所氏名は住民票から誤記が無いように正確に打ち込んでください。不動産の表示は権利書か登記完了報告書に記載されています。
 

権利証(登記識別情報通知)

昔の分厚い権利証は分かりやすいと思いますが、最近はこの紙切れ1枚で電子権利書みたいな扱いだそうです。赤枠内に12桁の暗証番号が記載されていますのでこれを封筒にいれて提出する場合は不動産の表示の記載を省略できる様です。この登記識別情報通知と一緒に発行される登記完了報告書には不動産の表示が記載されていますので、あげる人が保管されているようでしたら一緒にもらった方がいいかも知れません。

委任状

あげる人が法務局に行かなくていいように、もらう人が代行する書類ですので最初の黒塗はもらう人、実印及び署名はあげる人です。

印鑑証明書、住民票

印鑑証明書はあげる人のみ(有効期限あり)、住民票はもらう人のみです。

固定資産税評価証明書

これは、あげる人に不動産所在地の役場から入手して貰ってください(部外者が取得できる可能性もありますが調べていません)赤枠内の金額の100円切り捨て額に2%(×0.02)掛けて10円単位を切り捨てた金額を登記税としてその場で印紙で納めます。

登記申請書

最後に法務局に申請する登記申請書を作成します。これはフォーマットのまま必要事項を埋める感じでいいと思います。

課税価格が例えば407800円なら100円単位を切り捨てて、407000円。これに0.02を掛けて8140円、10円単位を切り捨てて8100円が登録免許税になります。

事前予約すると登記の無料相談が出来る

書類の不明点など質問したい場合は法務局に相談窓口があります(要予約)

あらかじめ下書きした書類を用意して相談すれば何度も実印を貰いに行くなどの手間が省けると思います。(訂正箇所は贈与者の訂正印が必要な場合あり)

法務局にて書類を受理してもらえると、完了予定日のお知らせがもらえます。

受け取り期日までに書類の精査がありますので、誤記があった場合は連絡が来て訂正印が必要とか・・始まっちゃいます。何事もなければ、受け取りに行く前にTEL連絡して、書類作成で押したもらう人のハンコ、免許証提示して、無事、登記書類受け取り完了となります。

じっこく
じっこく

新しい登記識別情報通知と登記完了報告が発行されて無事終了~

DIA君
DIA君

何度も訂正でハンコ押しに行かなくて良かったね!

まとめ

司法書士の代行料金はこの規模で10万円前後らしく、セルフ登記でのコスパは言うまでもありません。大都市の法務局で後ろにおっさん司法書士が順番待ちで圧力をかけてくるとか、窓口に邪険に対応されるなどの暴挙がないのが地方法務局のいいとこですね。はっきり言って、車の名義変更と大差ありません。購入金額が大きいと税金の面で例外があるようですので、やはり窓口相談がオススメですね。次は、いよいよ、じっこくの空き家の売買契約及び売買登記、またレポートします。 ほいじゃーね!

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