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’03夏、冷夏にも雨にもめげずに北陸方面へ4泊5日家族キャンプ旅

8/16(土)、曇り、荷物を積み終え、書店に立ち寄りAC9月号をゲットしてから自宅を出発することにする。たしか北陸方面の特集が掲載されると予告されていたので開いてみるとバッチリ!(AOTO CAMPER誌 2004/3月号掲載)

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バケツをひっくり返したような大雨に目が覚める

昼、コンビニで弁当を買い、道の駅「信州蔦木宿」に寄る。土手の芝生の上にシートを敷いてランチタイム。川は連日の降雨で増水している。それでも川沿いにテントを張っている人がいた。危ないなぁ。

諏訪湖を右回りに抜け、再びR20に出る。’02年夏は渋滞で諏訪湖を抜けるだけでかなり時間を費やしたが今回は学習効果あり、すんなりだった。道の駅「小坂田公園」にてゴーカートで遊ぶ!1週400~500mぐらいのコースだが、1人300円とリーズナブルで、ここへ来たときの我が家の定番スポットになっている。そして新登場のブランコのヒモをゴムにしたトランポリンのような遊具にも挑戦。5分500円だったが長男の一成は気持ちが悪くなり、あえなくリタイヤ・・・

R158に入り、上高地、安房トンネルを通り、新穂高の湯へ。駐車場は10台ちょっとなのに3台ほどのキャンピングカーがPキャンプしており、かなりひんしゅくものだ。10分ほど待つと駐車場に空きができ、子供2人と湯に向かう。妻は混浴に尻込みでお留守番だ。新穂高の湯はロケーションはバツグンだが脱衣所がしょぼい。入浴料として寸志200円をポストに入れ汗を流す。

入浴後、道の駅「奥飛騨温泉郷上宝」へ。夕食は炊き込みご飯を作る。シャトルシェルフに米と炊き込みご飯の素と水を入れて5分程火にかけ、後は20分程ほったらかし!我が家の旅の定番、シャトルシェルフは魔法の調理器具だな~、キャンプ中は料理も後片付けも私の仕事だ。この日は盆休みの最終日のせいか外は深夜までゴタゴタしていた。

8/17(日)雨。朝から雨がシトシト。R471を経て道の駅「細入」まで行く。帰りのPキャン候補地としてインプットし、先を急ぐ。JR富山駅を通過して新湊に入る。

道の駅「カモンパーク新湊」で観光パンフレットをゲットし、海王丸パークに向かう。公園は航海訓練船だった海王丸を中心に構成されている雰囲気の良い所だ。船内見学は大人400円で、子供たちも興味津々で観察していた。

道の駅「氷見」では海鮮館に寄ってみたが夕方だったせいか、ネタ不足。何も買わずにR160、七尾経由で能登島に向かう。明日はのとじま臨海公園で遊ぶつもりなのでPキャンプ地を探しながら進んだ。AC誌の情報に寄せられていた能登島大橋わきのパーキングに寄るとトイレもキレイで1晩利用させてもらうことにした。

お風呂は能登島のひょっこり温泉島の湯(大人450円)に行く。塩分の効いた温まる良い湯だった。温泉の建物の向かいは海辺で海水浴もできるようになっていたが、駐車場は22時で閉まり、キャンプ禁止の看板が立っていたのが残念。予定していたパーキングに戻ると、トラベルトレーラーとジルが先客で止まっていた。環境は静かでとても良かったのだが、夜中にバケツをひっくり返したような大雨に見舞われ目が覚めた。

お盆も過ぎて北陸の海は早くもシーズンオフ!

8/18(月)曇り。のとじま海浜公園の水族館には10時ころ着くように準備をし、出発。開館時間は9時、イルカショーが10時開演でギリギリセーフでもぐり込む。子供たちはイルカの愛らしいプレーに見入っていた。水族館の見学後、プレイランドではゴーカートやウォーターゴンドラを楽しんだ。ゴーカートは小坂田公園のものよりスピードが出て迫力がある。ウォーターゴンドラは小学校低学年向きだ。

昼、車内でスパゲッティを作り、食後水族館へ行きお土産を買う。水族館を後にして能登島の西側に架かるもう一つの橋「ツインブリッジのと」を渡り、R249に出る。気多大社前を通過し、今日のPキャンプ地を探す。AC誌の情報にあった休暇村能登千里浜の第二駐車場はトイレもあり落ち着ける場所であったが、立ち寄り湯が利用できないためNG。千里浜なぎさドライブウェイに入り、手前のレストハウスの駐車場で泊まれるか店員に尋ねてみると、連日の雨と盆休みも終わり、もうシーズンオフなので好きにして良いとのこと。トイレは閉めてしまったキャンプ場のものを使わせてもらった。

宿泊地が決まったところで温泉を探し、ウロウロしているとユーフォリア千里浜という温泉&温水プールを発見!料金は温泉のみ大人450円、プールのみ大人500円とリーズナブル。今晩は温泉だけにして、明日天気が悪く海水浴ができないときはプールで遊ぶことにした。

スーパーまで食材の買い出しに行く。駐車場でシェルのドアを開けようとするとすでに開いている。どうやら妻がカギを閉め忘れていたようだが、ここまで3kmほどの走行だったが大事に至らなくて良かった。買い物を済ませ、子供たちを波打ち際で遊ばせる。びしょ濡れになったところで先ほどの温泉へ。外には足洗い場まであり助かった。湯は少しカルキ臭いが清潔な施設でお薦めだ。

夕食はスーパーで買った刺身がメイン。やはり海辺、山梨の刺身とは違って新鮮で大満足だ。

8/19(火)、今朝も小雨。10時になっても止まず。海水浴の客は1人もいない。店を畳んでいる海の家もあり、寂しい。それでも子供たちは服のまま波と戯れたが、5分ほどでギブアップ!体が冷え切り、ユーフォリアの温水プールへ。施設は25mプールとスライダー付きの小プールがあり、スライダーは大人でもスリルを感じるほど面白く、海でのうっぷんをここぞと晴らす。

昼まで遊んでクルマに戻り、チャーハンを作りお腹を満たしたが、運動の後で大好評だった。ちなみに今旅ではこの時点まですべて自炊、外食はしていない。ゴミもかなりたまってしまったので自炊はやめることにした。

曇り空の下だが、なぎさドライブウェイでの走りに爽快さを覚える。連日の雨で砂がぬかるんでいるのではと危惧したけど心配無用!しっかり固まっている。

兼六園でメジャー観光地を実感

R159経由で金沢市内に向かうとこの旅初めての太陽が顔を出した。海で太陽が出なかったことに妻と一緒に立腹しながらも、内心ホッとした気分になった。

兼六園、金沢城公園へ。まるで京都のような雰囲気と外国人観光客の多さに、メジャーな観光地を実感!景色も素晴らしく写真を撮りまくった。お土産に「利家とまつ」という日本酒を買い、近江町市場に行く。夕方にもかかわらず店員の威勢のいい声が場内に響く。何人かの店員を振り切り、食堂に一目散!今旅初外食はブリの照り焼き定食、車内では焼き魚ができないので飢えていたのか、あっという間に完食。うまい!

旅先での外食の良さを改めて実感し、外食との割合の比を見直したいところだが、予算を考えると・・・その後、これまた今回初めての有料道路に金沢ICから富山ICまで乗った。R41で往路でチェックしておいた道の駅「細入」へ。道の駅に隣接の公園にはアストロゲレンデという人工芝ふうのソリ滑り場があり、子供たちは大喜び。クルマは奥の土の駐車場に止めたのが大正解!舗装の駐車場は一晩中、大型トラックがエンジンをかけていた。

8/20(水)快晴。気持ちのいい朝!みたらし団子とアメリカンドッグで朝食を済ませ出発。後で分かったのだが道の駅に自作のレベラーを忘れてしまった。また作ればよいことだが、キャンプ地に何一つ残さない主義の私にとっては悔いが残る。

R471で栃尾温泉の荒神の湯に向かい、川遊びと温泉を楽しむ。今回、折角用意してきたパラソルの出番がないのは寂しいので、川沿いの砂地に立てて川でジュースを冷やす。子供たちはオタマジャクシを捕まえたり、砂遊びでご満悦!海も良いが川の魅力もなかなかのもの。

子供たちと露天風呂へ行く。晴天の真っ昼間ということもあるのか貸し切り状態!湯はかなり熱めだが、ホースから水が出ていてこれを浴びながら入ると、これが気持ちいのなんの。周囲の景色も良く、温泉通の私もあまりの気持ちよさに思わずうなってしまった。おまけに料金も寸志200円でうれしい限り。しかし、最近はシーズンになるとキャンピングカーで駐車場がうまってしまうほどらしく、一般客との共存が危ぶまれているとか。そうならないようにモラル&マナーを持って利用したいもの・・・

名残惜しいが昼食の用意をしてこなかったので出発することに。蕎麦屋でもと思い探すと、食後寄る予定だった熊牧場の入り口にちょうどあった。冷やしとろろソバを注文。店には熊牧場の割引券が置いてあり牧場の情報を聞くと、クマのショータイムは13時30分でその次が15時30分。時計の針は13時25分!大急ぎで牧場に向かうと5分遅れでショーが見学できて時間を有効に使うことができた。料金は100円割引の大人900円、自転車乗りや玉乗り、バスケットゴールへのシュートなどを見て子供たちは大喜び!ショーは15分ほどのものだけど、十分楽しめる内容だった。

クマのエサやりや土産を物色して時間を過ごすが、ここはショーを見なければ入場料に割高感がある。1時間も時間を潰す内容はないのでショーの時間を確認してから行かなければならないことを再確認した。

R158で松本ICを目指す。須玉ICまで高速道路を利用するが、やっぱり楽チン!諏訪湖PAで最後の1枚のフイルムに収まり、夕方には無事我が家に着いた。

今旅の旅費は約6万円、走行距離は776kmになった。

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