文系会社員時代に取得した電気工事の資格、随分前の事だけど出番が来ました。
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いいさよ~ よってけし!
文系会社員時代に取得した電気工事の資格、随分前の事だけど出番が来ました。
電気工事士を取得したのは15年も前の話なんだよなぁ~
なんちゃって工事でも法的にはセーフだけど、事故には十分注意すること!!!
昔ながらの碍子配線
じっこくの空き家の台所には、今はありえない碍子で配線されている。しかも、電線がむき出しの箇所もある。これでは発熱を伴う電気器具は使用できないので、仮設で配線することにしました。
この碍子の元は、分電盤もなく、小ブレーカ1つ、その上位は東電の年季の入ったサービスブレーカ、昭和中期の遺物ですね。。。
ということで、写真左の東電ブレーカの2次側からFケーブルを引き、仮設の分電盤を付けて、既設の母屋の配線は切り離すことにしました。
既設のブレーカがある台所は取り壊して屋外になる予定なので、分電盤はこれから引き込みの位置を変える配下に仮設します。
現在は単相2線(普通の家庭の100V)、カフェなどの店舗では単相3線(200V/100V)が主流なので分電盤の漏電ブレーカーは200V対応のものを購入しました。
その前に限界集落に200Vが来ているか調べなさい!
ごもっともです!!
じっこくの空き家の母屋は照明とコンセントしか電気を使用しません。実は水回りが写真のサニタリー棟に集中しているので、ここにだけ通電すれば事足りるんです。
しかし、既設配線は中途半端な高さの架空配線。目障りなので、そう埋めちゃいます!
水道工事に合わせて電気配線も埋設
市街地では無電柱化にシフトして景観を良くしようとする昨今、じっこくでも電線を埋設しますよ~!!!
FEP管にFケーブルを差し込んでサニタリー棟に延ばし、地中に埋設します。
サニタリー棟の電線の立ち上がりはコンクリートを斫って、灯油ボイラーのスペースに通します。
さらに内側からコンクリートを斫り、塩ビ管を通して既設のサニタリー棟の引き込み線に接続し直します。
これでサニタリー棟に母屋を介さず、通電出来ます。
まとめ
十谷の集落で200Vが取り込めるかによって、今後の展望が変わります。可なら、IHコンロや業務用オーブンの選択肢が広がりますが、否ならガス契約の上、コンロに頼るしかありません。まぁ、どっちでもいいんですけどね・・・
最後にFEP管に土を戻して、軽く転圧します。
ちょっと分かりずらいですが、敷地内の架空配線はなくなりました。これで高所作業車を屋根近くに誘導出来そうです。
高所作業車を使って、何を企んでる???
それは、またのお楽しみです・・・
台所解体まで、この電気契約の状態を続けて、解体後は東電の電気契約を変更します。基本料金が上がるので、年単位でゆっくり移行しようと思ってます。母屋を電気的に切り離したことで漏電や火事のリスクが低くなったからね!
油断は禁物ですが・・・ほいじゃーね!
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