昭和中期の古いキッチンのアルミサッシは平成に新しく交換されたと推測されます。これは利用しない・・・
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いいさよ~ よってけし!
昭和中期の古いキッチンのアルミサッシは平成に新しく交換されたと推測されます。これは利用しない手はないでしょう。
思い切って、土壁に埋め込んで見ましょう。
サッシはすぐにゆがむけど大丈夫なの???
取り合えず、やって見ます。
アルミサッシの移設準備
さて、今回は見取り図の①にあるアルミサッシの窓を対辺の納戸側に移設する作戦です。
早速、取り掛かりましょう。
この窓を写真奥の土壁部分に移設します。どうして移設するかというと、ちょうど写真中央のシンクの辺りに新しい勝手口を設ける予定なのでアルミサッシの付いている面は取り壊すからなのです。比較的新しいサッシだから再利用しないとね!
それでは、まず仮設の電気ケーブルを避けて、土壁にチョークで墨入れします。
移設先は同じ長方形の対辺なので寸法はピッタリ。横窓に高さを合わせます。
土壁の解体で内部の構造は理解しているので、中央付近から土と竹の横串を外して行きます。
チョークのライン近くまで来ましたので、ここからは慎重にチゼルを使って土を落とします。
外のトタンのマーキングの為にドリルで2,3カ所の穴を開けます。
内側から開けた穴を頼りにトタンにも墨付けして、グラインダーでトタンを切ります。
電気メーターは一時的に避難させました(笑)
既設のアルミサッシはネジ山も潰れておらず、すんなり外れました(ここが心配でしたが・・・)
簡単に水洗いしておきます。
窓枠の据え付けに苦戦・・・
さてさて、移設先の開口部は予定通りに行きましたので、ここからは現物合わせで、上下に渡す木材を探してきます。
ここだけ木枠を新しくしても意味がないので、古材で賄います。
竹の縦串を切りそろえて水平なラインを整えます。トタンの中に土壁の残骸が入って膨らんだので、トタンの下部の固定を外して取り除く手間が発生しました。下側の木枠は長めに切り出して、テンションを掛けたまま、カケヤで少しずつ打ち込んで微調整します。
上下の木枠のスパンが狭かったため、サッシ枠がゆがみ窓がハマりません。(これは想定内。。。)
ここからはサッシ枠、木枠を外して土壁を少しずつ落として、またハメて・・・を繰り返すこと3回。
1時間程からかって、やつと据え付けが出来ました。二人作業じゃないと難しいですね!
まとめ
窓の据え付けが決まってから、木ネジでサッシと木枠を固定しました。土壁部分は後日、モルタルで固める予定です。
こんな感じ。夕方になって写真がイマイチでした・・・
外側は全く違和感なし。誰も気が付かないでしょうね(笑)結局、窓枠のゆがみは完全に修正出来ず、網戸がハマりませんでした。後日加工が必要です。
トタンは最終的には杉材などで鎧張り予定なので、この程度にしておきました。
既設の窓枠は合板で仮留めします。玄関も移設予定なので、解体まで、まだ時間が掛かりそうです。
写真右側のサッシも今回一緒に取り外しました。このサッシはキッチンの出窓に加工予定です。
土壁内に窓を移設するのは何とかなりますが、土壁ごと解体して、新たに壁を作ってから開口した方が結果的に早いかも知れません。完成度も高くなりますしね。
次回は壁ごとやり直します(笑) ほいじゃーね!
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