天板が仕上がり、いよいよドーム状に耐火煉瓦を積んでいきます。その前に・・・
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いいさよ~ よってけし!
天板が仕上がり、いよいよドーム状に耐火煉瓦を積んでいきます。その前にやらなきゃいけない地味な作業があります。
レンガを切り出して、模型もつくらないとなぁ~
手伝ってあげたいけど、オイラは実在しないし!
耐火レンガの支えになる模型の作成
ネットを検索すると、ドーム作りの支えには、色んなパターンがありました。
バランスボールを使ったり、半球型に土盛りしたり・・・
比較的準備が楽で、事後の消滅方法も簡単なものは、やっぱり得意な木工かな。
ということで、ガイドと支えを兼ねた模型を作成します。
石窯作りは、熱効率の良い開口のサイズと耐火レンガのサイズ、個数の割り出しが難しいところ。
ところが、YouTubeに設計図を公開している先人(詳しくはコチラ)がいました。
コメント欄に挨拶をして、設計図はパクらせて頂きました(先人ありがとう~)
ということで、先人の寸法通り、まずは入り口アーチ部の支えの模型を作成します。
まずは、底辺400mm、高さ240mmのかまぼこ型に合板を2枚切り出します。
そして、2枚の合板をつなぐ端材を3本用意します。(長さは200mm)
写真のようにビスで連結して、後から引き出しやすいように簡単な取っ手を付けて置きます。
べニアの皮をタッカーで留めて見ましたが、これは必要ないかも知れません。
お次は、ドーム内に入れる模型・・・
こちらは、底辺800mm、高さ455mmのかまぼこ型に合板を2枚切り出します。
半円ではなくて、垂線部分は220mm、そこから235mmの半円をつなげるイメージのかまぼこ型にします。
かまぼこの中央に227mmのスリット(12mm)を上からと下からの2枚に分けて、入れて置きます。
そして、スリットを合わせて差し込むと・・・
こんな感じ。
さらに、同じかまぼこの合板を2枚用意し、線対象に2分割します。
こんな感じで、ビスで固定しました。
いい忘れましたが、この模型はドーム形成後にドーム内で焼失させるので、光り物はなるべく、使わない方がいいですね。
竹を螺旋状に張って、骨組みに利用
土壁を解体した時に出てきた竹、状態の良いものは保管してましたので、試して見ると・・・
何十年経っても、竹の柔軟性は健在でした。
使えそうなので、螺旋状に釘で固定していきます。
螺旋2巻目~
最終的にこんな感じになりました。
後は、レンガを積みながら、短い竹を挿入するスタイルで進める予定です。
耐火レンガを3分割する
お次は、耐火レンガの準備。
3等分の墨をチョークで入れて・・・
試しに、一つダイヤモンドカッターで切れ目を入れたものを作成します。
それをベースにひたすら墨付けして・・・
全部に切れ目を入れます。
粉塵が半端ないんでマスク着用して下さいね~
切れ目が入ったら、チゼルをくさびにして、石頭で打ち付けます。
キレイに割れました。
後はひたすら、これを繰り返して・・・
疲れましたが、在庫分は割り切りました(汗)
地味な下準備も終わって、次回からは、耐火レンガの固定積が始まりますよ~
といっても、本業が忙しくなって、10月は日曜週1限定作業ですけどね、まっ、ゆっくりやりま~す!
ほいじゃーね!
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