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空き家バンクで古民家を購入しました~田舎カフェ計画【登録から契約まで】

空き家バンク登録から7か月、正式に契約を終えて一部始終を・・・

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いいさよ~ よってけし!

空き家バンク登録から7か月、正式に契約を終えて一部始終を報告します。

早いもので空き家バンク登録から7か月も経過している。その間に厳冬やコロナ騒動で東京にいるオーナーさんと中々タイミングが合わず、7/11の本日、富士川町役場の担当者、山梨県宅地建物取引業協会の富士川町担当者、東京のオーナーさん、私の4人で面会出来ました。

じっこく

冬の凍結で片付けが進まないとか、コロナで移動自粛とか色々ありましたね~

DIA君

気長に待ってて良かったね!

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空き家バンクに登録しよう!

空き家バンクとは、地方公共団体が住民から空き家の登録を募り 、空き家の利用を希望する人に物件情報を提供する制度をいう。

要は市町村単位で老朽化につながる空き家問題について不動産屋を一律の条件で間に挟み、少しでも空き家を減らそうというプロジェクトですね。

山梨県の場合は、空き家バンク 〜やまなし田舎暮らし〜 のページに登録されている市町村がほとんどですが、中には甲斐市のように独自でホームページを持っているケースもあります。

自分は空き家バンク~やまなし田舎暮らし~の中から富士川町のサイトに入り、物件を閲覧していました。ただ、閲覧は問題ないのですが、内見したい場合は富士川町の空き家バンクに登録しなければなりません。

まず、様式7号に必要事項を記入して富士川町役場に提出(郵送可)しますと、しばらくして、下記のような返事が返って来ます。これで登録完了です。

登録すると、内見出来ますので、気に入った物件があった場合はさらに、12号様式と13号誓約書に記入して提出します。これで町が間に入り、売主との交渉が可能になります。(市町村によっては住民票の提出を求められる場合があるようです)

富士川町の案件一覧を見てもらえれば分かると思いますが、驚異の決定率で驚きです。

空き家バンクの登録物件を内見しよう!

内見の申し込みが済んだら、町の担当者、不動産屋さんの案内で現地に向かいます。(カギを町で預かっているケースが大半でオーナーは登場しない見たいです)

自分は十谷の里山の雰囲気に一目ぼれしちゃったので、内見したのはこの一軒で、一度持ち帰って再考した後に電話で町の担当者に購入の意思を伝えました。

ここからはいよいよオーナーさんが絡んできますのでケースバイケースだと思います。

特に空き家の水道には注意してチェックするのをおススメします。と、いうのは水道管が鉄管の場合は1年も使用してないだけでかなり錆がでます。既設の水道管の傷みが激しいと水道工事だけで空き家の購入金額を上回るという本末転倒な事態になりますよ。

自分の場合はライフラインの確認や片付けて欲しい範囲など、町を通して連絡してもらいましたが、水道、トイレについては真っ先に確認しました。また、金額交渉などの要望は早めにオーナーさんを紹介してもらって直接やり取りするのをおススメします。(伝言ゲームはニュアンスが変わりますから・・・)

ちょっと後悔したのが、オーナーさんが処分した中に味のあるタンスや工具などお宝も片付いちゃったこと。「片付けから立ち会えたら良かったな」と後の会話で分かりました。

空き家バンクで契約までにかかる費用

契約までに発生する費用はありませんでしたが、契約後は下記の費用が発生しました。

オーナへの支払い                       
・不動産そのものの支払い
 
・8/1から名義が変わるとして、それまでの光熱費について
 
・8月~12月までの固定資産税(月割り)の支払い
 
・火災保険を継続する場合の手続
 
 

自分の場合は7月分の光熱費はなし、8月分から自分で再契約(名義変更しない)、火災保険は継続しない、固定資産税は6000円/年くらいなので半分ほど支払うという内容でした。

不動産屋への支払い
・空き家バンクの仲介手数料として不動産額の4%と消費税
(不動産額が100万円だったら、44000円)
 

相場は不動産額の5%、登記を司法書士に頼む場合は別費用発生(相場10万円前後)、自分の場合はセルフ登記で司法書士は介さず、比較的、手が掛からなかったらしく、仲介料を1%下げてもらえました。

これは関係ありませんが、オーナーから不動産屋への仲介手数料も発生していました。上限18万円で5%じゃないような話をされていましたが、どうやら5%の支払いで落ち着いたようでした。

7/11に取り交わした契約書、町の担当者が同席してくれたので、今後、もしトラブルがあった場合でも大丈夫と思います。

まとめ

空き家バンク物件はピンキリですが、安価な物件にはそれなりの理由があります。その理由が自分で解決できる範囲かどうか、見極める必要がありますね。

外観から分かるケースでは水回りのチェック、建物、床の傾斜はないか、雨漏りはないかなど。

床下、天井裏の湿気、害虫被害はある程度、解体しないと全貌はつかめないと思うので、ある程度の心構えが必要ですね。

業者にリフォームを頼む場合は契約の前に見積もりを入れて総費用をはじき出さないと痛い目にあいそうです。立ち合いしてくれる不動産屋さんは町のボランティアに近い、いい方が多いと思うので相談に乗ってもらえますよ。

市町村によっては移住に住民票を移さないと購入できないとか、それぞれのルールがあると思います。

色々な空き家を内見して建物だけじゃなく、周囲の田舎?の風景や自然環境など、現地に通わないとわからないこともあります。「百聞は一見に如かず」ですねー!!!

ほいじゃーね!

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