空き家の室内は繊維壁、でも天井を抜いた箇所は土壁がむき出し・・・
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いいさよ~ よってけし!
空き家の室内は繊維壁、でも天井を抜いた箇所は土壁がむき出し、今回はこの境界の処理についてまとめます。
繊維壁を崩すと砂埃がスゴイね。。。
そうそう。
だから、どうやって閉じ込めるか考えました!
繊維壁はデリケート
昔のおばあちゃん家の壁は、爪でひっかくと、直ぐ傷がつく繊維壁でした。
じっこくの空き家も同様・・・
天井を剝がすと繊維壁と土壁の境界がくっきり・・・
繊維壁は文字通り、紙粘土見たいな繊維で土壁の表面を固めているので、安易に崩すと、全崩壊します!(笑)
壁厚は、繊維壁と土壁で30mm程、これが壁の両側にあるので、壁厚60mmは確保している。
なら、この壁厚をキープしながら、外壁に変更する方法は・・・
ものすごく手間ですけど、モルタルを何層かに分けて盛り付けることにしました。
竹部分にはモルタルがのらない
それでは、軒下のコップ窓の上の竹が見える部分に一層目のモルタルを盛り付けて見ます。
繊維壁との差は30mmあるので、1層目は15mm厚、目標!
竹部分にはモルタルがのりにくいので、事前にモス網を張った方が無難です。
土壁にモルタルの水分が直ぐ浸透するので、少し緩めに練った方がいいと思います!
一層目が終わりました。
モルタルを素手で触ると、カサカサになるので、細かい部分は小さ目のコテで押し込んで下さいね~
3層目で繊維壁と同一平面に・・・
数日空けてから、2層目に入ります。繊維壁との段差を埋めて、同一平面になるように整えて行きます。
同一平面になれば、繊維壁の上にもモルタルを盛り付けられます。
モルタルにはアクが浮いてこないので、繊維壁に下地剤は塗っていません。
やっと、境界が分からなくなってきました。(汗)
モルタル施工は体力勝負ですけど、安価で、仕上がりも男前なので、個人的には気に入っています。
1日経って、モルタルが乾いてきました。徐々に色目も整って来ます。
外壁と玄関内はモルタル壁にしました
他の繊維壁と土壁の境界はこんな感じです。
玄関周りの高い所は、モルタルが剥離して落下すると、事故につながりかねないので、ここは繊維壁をすべて剥ぎ取って、防水シート、モス網で下地を作ってから、モルタルを薄く盛り付けましたよ~
しかし。1日置いたら、内部の支えの木材から、アクが出たようです(くっきり見えてる~)
まぁ、気にならないれべるですけどね・・・
室内の繊維壁の処理については、今の所、ジョリパットを上塗りする方向で考えています。
今度は、下地剤の塗装が必要ですね~
ほいじゃーね!
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